Co-Creation

5Gが人の創造性を刺激する

5月24日、ドコモの新商品発表会が開催された。同発表会の中では、2020年までの実現に向けて動いている5Gの価値を象徴的に表現するパフォーマンスが行われた。

5Gは、既存の通信環境を抜本的に変える。その影響は、私たちの生活をより便利にしてくれるだけではなく、日々をより刺激的で、ワクワクできるものへと変えていく。

5Gが浸透した社会では、一人による作り込まれた「作品」だけが、クリエイションではない。多数の人々の手による、よりリアルで、よりライブな、これまでには存在しなかった”Co-Creation”が生まれる時代へと突入する。

cutdata_ari_35

Live
Performance

Here comes the 5G

商品発表会では、ライブパフォーマンス「Here comes the 5G」が行われ、高速・大容量・低遅延・多数端末接続が可能にする5Gの到来を象徴的に表現した。

パフォーマンスには、女優の中条あやみ氏が登場。数多くのパフォーマーと共に、5G時代に人々がどのように撮影や映像を楽しむかを表現した。

ライブパフォーマンス「Here comes the 5G」

5G時代に可能になる新たなクリエイション

5G時代を先取りした多視点同時撮影ミュージックビデオは、映像のほぼすべてをスマートフォンのカメラで撮影している。現在は、Wi-Fiなどの代替通信技術によって制作されたこれらのパフォーマンスも、2020年以降の5G時代には誰もが時間や場所の制限を受けずに実現することが可能になる。

5G通信は、「低遅延」「多数端末接続」「高速・大容量」という3つの特徴を持つ。今回のパフォーマンスでは、「低遅延」で目の前の瞬間をタイムラグなく共有することができ、「多数端末接続」によって無数の人々が同時に、「高速・大容量」の高品質映像をライブ撮影できる未来を描いた。

たとえば、パフォーマーのスマホを台に並べて中条さんがジャンプする一瞬をぐるりと「バレットタイム」で切り取るシーン。これは5Gの「低遅延」という特徴が、「今」を捉え、リアルタイムに共有可能なことを表現した。

低遅延

映像の途中からパフォーマーたちに、さらに数多くの人々が合流する様子が描かれた。それぞれが持つスマホから同時に撮影された無数の映像をスイッチングした映像を映し出した。これは、「多数端末接続」が可能な5G時代の通信を表現している。

多数端末接続

映像の全体通して、高品質な映像が撮影されており、これは4K / 8Kのような高品質映像であっても通信可能な、「高速・大容量」という5G時代の通信の特徴を表現している。

高速・大容量

5G時代が到来すれば、これまでにない容量の大きい高品質な映像を、リアルタイムで配信したり、共有したりすることが可能になり、さらにそれが多数のデバイスで同時に実現することが可能になる。

これまでも、通信技術が向上し、人々の映像や音楽の楽しみ方は変化してきた。5G時代が到来することで、さらに変化は加速し、クリエイションのあり方を大きく変えることも十分に考えられる。

写真= 植村忠透 Photos : Tadayuki Uemura
文= モリジュンヤ Text : Junya Mori